意識低い系自己啓発

アスレティックトレーナークラモトのブログ

健康の為にランニングするぐらいならダッシュをした方がいいんじゃない?

私は個人的に健康・ダイエットの為にランニングするぐらいならダッシュ(全力疾走)した方がいいんじゃね? f:id:at_kuramoto:20181009022315j:plain と思ってます。

週に2回、50m(筋力アップ効果を期待し坂道)を10本ずつ全力疾走しています!

少なっw

まあ、最近トレーニング界・フィットネス界で流行っているHIITとほぼ同じですね。

今回はダッシュを全力で推しつつ、ランニングを軽くディスってみようと思います。

私の偏見・ひいき全開なのであまり本気で読まないでくださいw

では、ランニングよりダッシュがおススメな理由をつらつら並べます。

1.カロリー消費・脂肪燃焼効率が高い

私はダイエットの為にダッシュを行なっているわけではないですが、

例えば5分/kmペースで6km(30分)のランニングを行った場合の消費カロリーは約300kcal

全力ダッシュの場合は50mを10本ほどで消費できる計算になります(なかなかキツいですが)

50mを10本走るのはインターバル込みで15分ほどで可能です(なかなかキツいですが)

まあ全力疾走前のウォームアップ、近所のいい坂道・ダッシュスポットまでの移動を含めると同じぐらい時間かかるかもしれませんw

ただ、ランニングよりもHIITのほうが脂肪燃焼効率が高く、その数値はなんとです。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/20473222/

なのでダイエットで脂肪を減らしたいならランニングよりもダッシュが得策かと

2.圧倒的な全身運動

まあランニングも全身運動ではあるんですが、筋肉の活動量・関節可動域は比ではないと思います。 f:id:at_kuramoto:20181009032745j:plain

実際に久々にダッシュした日の翌日は下半身はもちろん、体幹や肩甲帯(特に腹斜筋・僧帽筋が強く)にキツい筋肉痛がでます。

たぶん全力疾走中の全身の筋群がどのぐらい活動しているか調べた研究はあるんでしょうが今回は調べてませんw

3.細胞が若返る

高強度の運動を行うと、細胞内のミトコンドリアが活性化し細胞自体が若返ります(最後だいぶ飛躍w)

ランニングでは若返らないの?

と思う方もおられるでしょうが、現在議論は分かれますがランニングでは身体が老化する方に傾くと言われています。

長時間のランニングを続けると体内で酸化ストレスコルチゾールが増え、炎症が起きやすくなり結果身体が痛み老化する説が有力です。

4.ケガが少ない

ケガが少ないといっても、筋力が弱かったり柔軟性が低い方がガチダッシュを行うと肉離れなどの筋肉系トラブルを起こす可能性がありますが、これはランニングを長期的に続けた場合との比較です。

私自身も仕事柄、ランニング愛好家の方の治療・リハビリを見る機会が多く体感的感じていますが、20代〜40代のランニング愛好家の実に30%以上が慢性的な下肢の傷害を抱えています。 https://www.rinspo.jp/pdf/proposal_10-1.pdf https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/46/4/46_4_1214/_pdf/-char/ja それに比べればダッシュはかなり安全といえます。

まあダッシュよりも安全で効果もそこそこ高いバーピーという最強メニューがらありますがw

5.気持ち良すぎてツラい

ダッシュなどの高強度な運動を行うと謎の爽快感に襲われます。

この時脳内ではエンドルフィン(別名:脳内麻薬)が分泌されます。このエンドルフィンの分泌量は運動強度に比例するといわれており、このエンドルフィンは脳の報酬系を刺激し快楽をもたらす物質です。 https://www.nature.com/articles/npp2017148

近年、クロスフィットなどの高強度インターバルトレーニングに熱中している方が多いのもこの物質が関係しているんではないかと思います。

まさに脳内麻薬

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何かランニングが良くないものみたいになってしまったので、最後にランニングのメリットを

1.人間はダッシュよりもランニングに特化した設計

僕の大好きな本、「BORN TO RUN」にも書いてありますが、人間の身体は長時間運動するのに適した設計になっています。

BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族

BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"

それに対し、スプリント能力は動物界の中でも最低クラスです。 トップスピードではウサギや猫はもちろん、陸に上がってきたワニにすら勝てません。

ギリ勝てるレベルの生物はグリーンイグアナです。 f:id:at_kuramoto:20181009045521j:plain

遅っ!

まあ、より野性的な身体になりたかったらダッシュよりランニングが適しているという事です。

2.寿命が延びる

えっ?さっき老化するとか言ってなかった⁉︎

ですが、これは全く運動しない人と比べた場合です。

統計によると1時間のランニングで寿命が7時間延び、最終寿命は最大3年間延びるようです。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/28365296/

3.ラグビー・サッカーなどのアスリートにはやっぱ必要かも

そこそこ時間をかけたランニング(LSD)には、毛細血管新生遠心性心肥大などの、長時間プレーを続けるアスリートには必要な効果もあります。

シーズン中は疲労の観点からあまりやってないと思いますが、オフシーズンであれば皆ガンガンLSDをやってるんじゃないでしょうか。

まあ最終的に言いたいのは、

ランニングでもダッシュでも良いからとにかく走ろう!

です。

ちなみに今まで述べた効果がよりブーストされるのは自然の中、緑の中です。

そう!トレイルランですね! f:id:at_kuramoto:20181009050515j:plain f:id:at_kuramoto:20181009050533j:plain

僕は参加しませんが、興味のある方はぜひ!