若い身体を保ちたかったらミトコンドリアに気合を入れよう
久々の更新になってしまいました
お盆休みで実家に帰ったり、試合が終わってから(負けた)練習・トレーニングもあまりしてなかったので、しっかり休んでエネルギー溜まってバリバリ元気に活動できると思ったら逆に気が抜けてダラダラしてしまい一気に老け込んだ感じがします。
私ももうアラサーなので今後はどんどん老けていく人生だと思うのですが 老けないために気合を入れてあげたいミトコンドリアの事について雑にダラダラ書きます。
1.老けると起こる、ミトコンドリアの劣化
身体が老けてくると起こる現象の1つに
ミトコンドリアの減少・劣化があります。
ミトコンドリアって名前は皆さん聞いたことあると思いますが、こいつらは細胞内でエネルギーを作り出したり、神経伝達に大きく関与したり、いわば【発電所】的な役割を担っています。
このミトコンドリアが弱ったり減ってきたりすると
・疲れやすい
・元気が出ない
・太りやすい
などの老け症状が出ます。
最近では、ミトコンドリアが弱ってると躁鬱病や統合失調症の発症率高いよ!(※1)って報告もあったり、心も身体も元気に生きようと思ったらミトコンドリアには元気でいて貰わないとダメっぽいですね。
2.ミトコンドリアが弱る原因とは?
ミトコンドリアを劣化させる要因として代表的なのは
①運動不足
②カロリーの摂りすぎ
現代人は昔に比べ(狩猟採集民レベルの昔ですがw)余りにもカロリーを摂りすぎてる人が多いです。そのくせ運動不足なのでミトコンドリアがどんどん仕事しなくてもいい状況が生まれちゃってるんですね。
3.ミトコンドリアを生き返らすには
ミトコンドリアに気合を入れ直して、若い身体を取り戻すために重要なのは
運動!運動!運動! </span
絶食!絶食!絶食!
運動といっても余りにもデカい話しですが、最も効果的といわれているのが
HIIT!
HIITとは高強度インターバルトレーニングの事です!やり方はググってみて下さい。
ロチェスター大学が行った実験では
18〜30歳の若年グループ・65〜80歳の高齢グループ
2グループに週3回のHIITトレーニングを3ヶ月実施し、ミトコンドリアの働きがどう変化するか(※2)
結果は
若年グループ:49%上昇高齢グループ69%上昇
2グループともミトコンドリアの働きに加えインシュリン感受性も大きく改善していた!
まあ、高齢グループが週3回HIITをやり続けたのが凄まじいですが、老化を止めるには運動!運動!運動!(※3)ってよく言われていますよね。
いきなりHIITをやるのはハードルが高いのでまずは早歩きレベルのウォーキングでも良いのでやってみては。
絶食に関しては、身体が飢餓状態になる事によりミトコンドリアが
「栄養が入ってこない!俺たちがエネルギーを作り出さないと!」
って感じで気合を入れ直して働きが高まるって話しなのですが、絶食といっても一生飯を食わない!って意味ではなく
毎日飯を食わない時間を16時間ぐらい設けた方が良いよね〜(※3)
って意味です。
ちなみにミトコンドリアに気合を入れる絶食法としてADF絶食法(※4)ってのがありまして
36時間絶食!→次の12時間は喰う!
っていう過激なもので、健康な成人男女60人にこのADF絶食法を6ヶ月実施したらミトコンドリアも元気になるし体脂肪も減るくせに栄養失調や免疫力低下などの不具合は起きなかった!らしいですw
まあ、36時間は絶対しんどいので私はやりませんがw
カロリー摂りすぎてるな〜って心当たりのある方はまず1食抜くってやり方からやってみては(朝食を抜けば夕食〜昼食で多分16時間ぐらい開くので)
ちなみにHIITには空腹感を抑える効果もあるので(※5)絶食+HIITの組み合わせは結構合うんじゃないかと
あとマウス実験ですが、ミトコンドリアが元気になる事で抜け毛や皮膚の劣化など、目に見える老化も遅くなるよ!(※6)
将来絶対ハゲるであろう私には重要な効果なのでもっと研究して欲しいw
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将来的に病気を予防するため【老化を遅くする!】って要素が猛烈に重要だと思うので今日も重い腰を上げてHIITかましてきます。
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(※1)https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0706743716646361
(※2)https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30099-2
(※3)https://translational-medicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12967-016-1044-0
(※4)https://www.cell.com/action/showPdf?pii=S1550-4131%2819%2930429-2