現代人は自然に飢えてる
私はだいたい月1回ペースで山に出向きトレイルランをしています。
現代人は健康に生きるために、ガンガン自然に繰り出した方がいいと思っているのですが、今回は人が自然の中で過ごす様々なメリットを勝手に紹介します。
1.人はそもそも自然の中で生活していた。
人類が世に出て約600万年(年数は諸説あり)
当たり前ですが、元々人類は大自然の中で狩猟採集民だったり農耕民族だった時代が殆どで、都市に密集し暮らしだしたのは人類の歴史から見るとかなり最近です。
だから人間の脳・身体は今でも大自然の中で生活する設定になっている言われています。
総務省の調査によると現在の日本人はどんどん都市部に流入しており、人口の半数以上が都市部に暮らしています。
だから現代人の多くは自然にほぼ触れずに生活しているわけですね。
まあこんな私も自然しかない鳥取から大阪に出てきた人間ですがw
2.都市部で暮らす人はメンタルが病みやすい
スタンフォード大学の調査によると、都市部で暮らす人は自然豊かな田舎で暮らす人々にくらべメンタルヘルスに陥る確率が高かった。
・不安障害20% ・気分障害40% ・統合失調症にいたっては2倍
もリスクが高いとのこと https://news.stanford.edu/news/2015/june/hiking-mental-health-063015.html
まあ、田舎の人はメンタルヘルスに陥っても病院に行かないケースが多いのもあるんじゃないかなーと思いますが、都市部は騒がしくて情報量も多く、心が疲弊しやすいですよね。
3.圧倒的にリラックス効果
人が自然に触れる事で最も期待できるのは、
圧倒的なリラックス
自然の中で過ごすことで副交感神経がガッツリ活性化されていきます。
そのリラックス効果はマッサージを大きくしのぎます。
嬉しいですね
ちなみによく、「ストレスが溜まる」と言うようにストレスは身体・脳に蓄積していきますが、それと同じようにリラックスも身体に溜める事ができるとの説もあります。
リラックス残高を増やすつもりで大自然に繰り出すのもいいかもしれません。
4.悩みが急に解決する・・・かも
自然のなかで過ごすと脳の認知機能・集中力・注意力がかなり向上します。 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160412018313667?via%3Dihub
その副産物なのか、自然のなかで過ごす事で
悩みが解決した!人生に対する考え方が変わった!
と言う人々は多くいます。
自然の中で過ごす事で、副交感神経が活性化した普段と違う思考パターンになったり、広大な自然に対する自分の存在の小ささに感動したりして、新しい考えが生まれる事が多いのかな〜と
確かに私も1人で山を走っている時に、自分の仕事・将来・人間関係についてかなり考え込んでしまう事が多くあり・・・・
危うく自分語りしてしまうところでした危ないw
まあ自然だけじゃなく、よくちょっと海外行っただけで「人生変わった〜」とか言ってる奴を少しバカにしてましたが、同じような現象なのかな〜
5.偽の自然でも効果的
「自然がいいのはわかるけど忙しくて大自然に足を運ぶ暇ないよ〜」
という方も多いと思いますが、アムステルダム自由大学の研究によると、知的作業で脳を疲れさせた学生を
・都市部の写真を見る ・大自然の写真を見る
2グループに分け、5分後に自律神経の働きを調べると
大自然の写真を見たグループは都市部の写真を見たグループにくらべ副交感神経が2倍も活性化。心拍数も有意に低下
していたそう。
自然の写真を見たり音を聞いたり、観葉植物を身近に置くだけでもそこそこの効果が出るみたいです。
まあ、偽物の自然でもそこそこの効果が出るぐらい現代人の脳は自然に飢えてるって事でしょうか。
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自然最高っすね!
あとは自然の中にはマイナスイオンが溢れていて凄いいいよ〜みたいな事も良く言われますが、私はマイナスイオンは完全にインチキだと思っているのでここでは一切紹介しません。
まあ自然が良いことは当たり前ですが、自然の中で運動・トレーニングを行う
グリーンエクササイズ
が爆発的に身体にもメンタルにも良いので、皆さんも是非
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